転職したい国税職員のための履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書・職務経歴書

国税職員が転職のために履歴書&職務経歴書を書こうとしたとき「参考になる記載事例が無さすぎる……」となっていませんか?
インターネットや書籍で紹介している「職務経歴書の書き方」は民間会社の人向けで、公務員、特に国税職員向けのものは稀です。

そこで私が国税専門官から民間会社の経理職に転職したときに作った履歴書&職務経歴書を元にどう書いたかをご紹介します。
第一希望の会社から経理としての内定を貰えたときのものです。

この記事を読むとあなたの履歴書&職務経歴書の作成がスムーズにできます。

履歴書

履歴書は、氏名、年齢、学歴などの基本情報を書くものです。転職経験が無くても履歴書は作ったことあると思うので、馴染みあると思います。

職歴の記載方法

〇年4月 〇〇〇局 入局
現在に至る

一般的には「〇〇株式会社 入社」ですが、税務職員は局採用なので「東京国税局 入局」とか「大阪国税局 入局」でOKです。

免許・資格

〇年〇月 普通自動車運転免許
〇年〇月 日商簿記検定2級

あなたが持っている資格を書きだしましょう。ここは税務職員特有ではないので、一般的な記載事例も参考になるかと。

職務経歴書

職務経歴書には、職務経験の詳細、そして職務のなかで得た知識や技術などを記載します。履歴書よりも企業側の判断基準(この人は募集ポジションに合っているか)になる力を入れるべき資料です。

職務経歴書のフォーマットはいくつかありますが、以下を書いていきます。

・職務経歴概要
・得意とする分野
・職務経歴詳細
・PCスキル

私が個人課税部門だったので確定申告業務のことをよく書いていますが、他部門の人はそれぞれ自身の部門のことを書いてください。

職務経歴概要

〇年〇月~〇年〇月
〇〇税務署(所属〇名)にて、確定申告業務及び税務調査を実施
〇年〇月~現在
▲▲税務署(所属〇名)にて、確定申告業務及び税務調査を実施

職務経歴概要では、同じ署内での異動(例 個人課税から管理運営に異動など)は書かなくても良いです。職務経歴詳細で書きますので。

所属〇名は、部門の人数ではなく、署全体の職員数を書きました。

得意とする分野

・確定申告業務(所得税、消費税)、法定調書、年末調整
・税務調査

会社の募集に少しでも合いそうなことがあれば、書き込んでいきましょう。

個人課税の場合、所得税がメインとはいえ、民間会社の経理なら消費税や年末調整の方がアピールになるので書いています。

法人課税部門なら法人税の確定申告が特にアピールになります。

資産課税、徴収部門ならご自身のメイン業務はもちろん、個人課税への応援時に所得税&消費税の確定申告業務をしているのでアピールできます。

職務経歴詳細

時系列に職務の詳細を書いていきます。詳細とはいえ、どこの誰の調査をしたなんてもちろん書かないです。

〇年〇月~〇年〇月
【所属部署】
〇〇税務署 〇〇部門(〇名)
【業務内容】
■窓口対応、相談業務
・税務相談対応(所得税、消費税等)
・確定申告業務(システム入力、還付金審査等)
・電話対応
〇年〇月~現在【所属部署】
▲▲税務署 〇〇部門(〇名)
【業務内容】
■税務調査
・ 納税者宅での聞き取り、税務指導
■確定申告業務
・申告指導(所得税、消費税)、e-TAX入力補助
・確定申告会場の運営(1日〇人来場)
・非常勤職員のフォローアップ

あくまでサンプルなので、応募したい求人の「求める人」に合うようなあなたの経験の加えて下さい。

管理運営部門なら出納業務や納税証明書発行も書けますし、窓口対応や電話対応一日〇件していると書ければ「多忙でも対応できます」とアピールになります。

PCスキル

Microsoft Office(Excel,Word)

求人情報に、求めるPCスキルのレベルが書いていると思います。もし「Excelは〇〇の関数などの利用ができるレベルを求める」と書いてあれば、職務経歴書にPCスキル欄を設けて書きましょう。

まとめ

履歴書&職務経歴書で、国税職員がどんな記載をすれば良いかの実例を書きました。
一般的な企業の職務経歴書のサンプルはたくさんありますが、公務員、特に税務署員のサンプルは探しても中々見つけられないので、この記事をご参考ください。

この記事を参考にご自身のアピールポイントをどんどん追加してください。特に職務経歴書に「自己PR」欄を設けて、「どんなことをこれまで頑張ったか」「なにが上司から評価されたか」を書くと良いです。

調査(徴収)の詳細はもちろん書いてはいけませんが、抽象化して書きましょう。

せっかく頑張ったことがあるのに書かないと、書類審査時点で落とされてモッタイナイ!

そして履歴書&職務経歴書で大事なことは「第三者から見て分かりやすいか」です。転職エージェントの担当者さんにチェックを是非受けましょう。プロの目に見てもらって「どこを直す方が良い」「ここが分かりにくい」というフィードバックを貰って下さい。

特に職務経歴書は正解があるものではないので、一人で作っていると迷いが出てきます。担当者さんの力を借りて、あなたのこれまでの経歴がちゃんとアピールできる書類を作ってください。

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